けのはなし

すべてのものには意味がある。

意味があるから存在している。

無駄なものなんて存在しないんだ。

 

ねえムダ毛。

 

毛は大事なところに生えてきて、守ってくれているのだと思う。

しかしながら腕毛という存在は、どうだろうか。

 

剃らないでいてみた。

メリットをみつけるんだ。

太陽の下、皮膚を守ってくれそうだ。

 

そしたらいつも間にか

蚊がたくさん腕にとまっている錯覚を起こした。

 

毛だった。

 

クモの巣が腕に引っ掛っているとか、小さい虫がくっついているとか、

敏感に分かるようになった。

 

半袖の服を着ていると周囲の目が腕に向かっているのではないかと気になった。

 

結果、剃った。

 

毛のない腕は

紙がないときに、腕をメモ代わりにできた。

周囲の目を気にしなくなった。

小さい虫が腕のどこにいるか分かりやすくなった。(多分)

蚊と毛を間違えなくなった。

 

毛が腕のことを守っていてくれていたのかは

今のところ不確かだ。

日焼けすることには変わりないように感じる。

 

毛をどうするかに

真実はない。

剃りたいと思うなら、剃ればいい。

そのままにしたいなら、そのままにすればいい。

それが自由な世界だ。