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1DAY TRIP

いま、わたしのこころは穏やかなのだろうか。

気持ちをことばにしたら、涙がでてきた。

声に出すと涙がでることがよくある。

面接のときはだいたい泣きそうかまたは泣いている。

それを泣き虫というのは、違うと思っている。

気持ちでいっぱいになってしまったからだと思う。

この気持ちが一過性のものなのかは分からない。

だけど、ここにいるのはそう長くないとは気づいている。

たくさん迷惑をかけるだろう。

無理をする女を見たくないし体験したくない。

わくわくしていて、たのしいことに気が付いている人であれ。

 

昨日は友達と繁華街に出掛けた。

ちなみに高校生になるまで繁華街とは中華街のことだと思っていた。

 

友人はコーヒーが飲みたいと言った。

そうはっきり言ってくれる友達は一緒にいて楽しい。

カフェには280円のコーヒーがあって、

値段を伝えると

「高い」と言った。

日本じゃ普通の値段かな、これ以上安いとなるとチェーン店しかないかな。と思った。

 

友人は農作業着にする安い古着を買いたいと言った。

そうはっきり言ってくれると、一緒にいて楽しい。

古着屋があったので入った。

Tシャツが4800円。

・・・

そういう古着屋じゃないな。

古着屋の主人が個性的だ。

こだわりのある感じだ。

 

わたしはここには安い古着がないから、店を出た。

友人はまだ出てこない。

店主と話をしているらしいので、

近くの写真屋の前を通ってみた。

明りはついているけれど、3月に閉店したという張り紙がある。

店の前にはおじいさんが立っている。

なにか知っていそうな雰囲気がぷんぷんする。

「閉店しているのですか。」

「3月に閉店したけど、知らずに来る人がいると申し訳ないから毎日こうしてここに立っているんだ。」

おいおい、おじいさん、それ閉店しなくてもよかったんじゃないか。

そんなことは言えませんが、

そんな素敵な人がこの世にはいて、そんな人と出逢えた。

80代だけど薬も飲まずに毎日過ごし、

店をやめたから、これからなんだってできる、

なにをしようか考えてると言う。

 

話をしていたら、友人が

てくてく路地に入っていく。

おじいさんに別れを告げて、友人の後を追う。

 

そこには

「COFFEE 100YEN」

の小さな手書きの黒板があった。

 

つつく

 

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